腹に機械を巻いている
先日、親が近くのハイパーマーケットで安売りされていた腹に巻いてブルブル振動する機械を購入してきた。折角なので、その恩恵にあずかって、毎夜、腹を振動させている。正直、効いているのか良く分からないが、世の中にはプラシボ効果なんてものもある。鰯の頭も信心から。信じるものは救われるし、先輩が黒と言ったらポストだって黒いのだ。
ただ腹を振動させているだけでは時間がもったいない。思索にふけるのもまた一興だが、ある本を読んでいるのだ。その本とは山田真哉『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(光文社)だ。
さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)
- 作者: 山田真哉
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/02/16
- メディア: 新書
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というわけで、放送を聴いた後に街をぶらぶらしていた時、かわいそうに新古書店で投げ売られていた同書を発見、購入したのだ。これもまた、ベストセラーの弊害。有名税のようなものとしてあきらめ、自身を慰めてほしいものだ。あ、別に下ネタじゃないですよ。
この本、全7章構成で、表題のようななかなかキャッチィな話題を振りまいていて面白い。また手軽で最適な分量で、1章あたりだいたい10分くらいで読めてしまう。
ここで冒頭の話に戻るのだが、腹に巻いてブルブルさせる機械(何か良い呼び名はないものか……)が1回10分なのだ。10分以上続けると、逆に悪影響らしく、自動的にタイマで停止するのだ。まさに、ちょうど良いのだ。だから、この本を読んでいるのだ。
最後の方は「のだ」「のだ」とどこかのまんがのキャラクタみたいな喋り方になってきたのだ。少し不思議な気分なのだ。あまり気にしないでほしいと切に願うのだ。まだあまり慣れていないから、テンションの具合がちょっとおかしいだけなのだ。生温かく見守っていてほしいのだ。
とりあえず当初の目標であった3日坊主をクリアしたことに拍手。