2008年暮れの元気なご挨拶。そして2009年へ……。

 あと数時間で2008年も終わりを迎えようとしています。お久しぶりです。なんだか更新頻度がまちまちになってしまって申し訳ありません。当ブログを始めたのは今年の5月のことでした。それから約7ヶ月半、ここまで続けることができたのは、ひとえにこれを読んでくださっている皆様あってのことです。本当にありがとうございます。そして来るべき2009年も、どうぞよろしくお願いします。
 と、まずは年末の挨拶めいたことをつらつらと書いていこうと思います。たまにはこういう近況めいた、というかブログめいたことを書くのも良いではないのかなあ、なんて。私的な領域では様々なことが起こった2008年でしたが、やはり上で書いたようにブログを始めたのがひとつの大きなトピックスになりましたね。ちなみに当ブログ、世間的にはアニメ考察系のブログだと思われているようですがそれは半分くらいで、その他半分では雑多なことをつらつらと書いておりますので、よろしければお読みいただけると、嬉しくて失禁(ウレション)してしまうかもしれません。自分の失禁を見たい、というマニアな貴方は是非(笑)。【記事一覧】
 最近のことを少しだけ書かせていただくと、はてダの更新が少ないわりには、パソコンで文字を打つのが多くなりました。というのも、12月20日頃の話ですが巷間で話題のネットブックEeePC 901-16G」(ASUS)を購入したのです。このちっこいわりにはイカしたアイツがなかなかのやり手で、ちょっとした時間ができるたびに開いては文字をぱたぱた打ち込んでいるわけです。……ぱたぱたぱたぱたまっしーぐらー♪……『苺ましまろencore』楽しみです(笑)。
 実はこのエントリがEeePCで書いている初のエントリになります。というか、先ほどまでマクドナルドで書いていて、現在は電車内で書いています。自分はモバイルブロガーだったのです(笑)。このようにどこでも手軽にそれなりの長さの文章が作成できるようになってしまった反面、ちゃんと最後まで文章をかけなくなってしまいまして(笑)。途中まで書いた文章なら沢山あるのですが、どれも途中で終わってしまっている、という有様です。……ごらんの有様だよ
 そんなこんなですが、先月頭くらいから始めたtwitterでは必要以上に活動しております(笑)。かなり適当なtwitterぶりですが、よろしければご覧ください。twitterはまだその楽しみの全貌を掴むには至っていませんが、なかなか面白いです。自分のtwitterへの投稿量の増加とともに、はてなダイアリーの投稿量が減っているような気もしますが、ただの気分に過ぎないので(これ重要!)、そこに相関関係はないと信じてください。お願いします。同じnoir_kというIDでやってますので、よろしければ是非。
 そんな感じで2008年も最後となりました。本年はお世話になりました。皆様に希望あふれる2009年がありますように。とことで!(C)金田朋子

付録1:本年のはてダで主張したかったこと【アニメ編】

 前述したように、本はてダで取り扱った内容の約半分がアニメに関するものになっています。多くのニュースサイト様が取り上げてくださったおかげで、沢山のひとに読んでいただくことができました。ありがとうございました。
 一方で、自分の文章力および無駄に長い文章の所為で、様々な誤解が生じているのも事実と思われます。そこで2008年の総決算として、本はてダで繰り広げてきた主張に関して、結論だけを端的に記したいと思います。やわらかく、口語体でお送りします。

  • テキストメディアから非テキストメディアに移行するときは、メディアの特性を考慮して、そのメディアにあった表現を自由に選択しましょう。
  • メタフィクションとかパロディ、自己言及、引用などは、もはやあまり大きな意味を持ちませんが、あったらあったで面白いと思います。
  • アニメ化という行為は、原作のキャラクター商品として忠実な映像を作るだけじゃ物足りないよね。そのメディアにあった特徴を入れるとき、それが原作を破壊する行為になろうとも、時には必要なんじゃないのかな。
  • アニメとかまんが特有の表現をもっと効果的に使えば良いんじゃない?最近のアニメは「ドラマ」とかにこだわって、大胆なデフォルメとか記号的表現を萎縮していて使えていないように思えます。

 特に最近興味があるのが、最後に取り上げた記号的表現の問題。例えば『かんなぎ』では第1話や第9話が特徴的でした(まんが・アニメ的記号表現と二重「中の人」構造『かんなぎ』)。デフォルメ表現については、言及していませんが『図書館戦争』がなかなか(あれに関しては、個人的には全面賛成できませんが)。具体的な問題解決としては『とらドラ!』関連(映像化によって失われる記号的リアリティ『とらドラ!』)で触れています。

付録2:本年のはてダで主張したかったこと【その他編】

 上と同じように、アニメ関連以外の主張を端的にまとめます。2009年の自分に必要なのは、短くまとめる能力のはずなので。

  • 新古書店で購入したことを大っぴらに言うのは恥ずかしいよね。消費者にはブリーダー的感性も必要だよ。
  • 声優は声優なんだから、声優らしい歌手活動のあり方があるはずだよね。具体的には、極度にキャラクター完成度の高いカラオケ。
  • 今年のアニラジ界は『KONAMI STATION』に注目すべきだったけど、すぐに終わってしまった。……何だったんだろ?
  • 渋谷Q-AXシアターが渋谷シアターTSUTAYAになったけど、名称が良くない!絶対!
  • AMラジオの地上デジタルサイマル放送に、自分はラジオの未来(すべてネットで同時放送される)を夢見ています。
  • 理想と現実のギャップを解消するために、理想を下げるのは良くないよね。せっかくだから現実を上げる方向で頑張ってみようよ。

 こんな感じですかね。というわけで、2009年もよろしく!

付録3:2008年、良かった声優など

 今年は福圓美里の活躍が目に付きました。主役を務めた『ストライクウィッチーズ宮藤芳佳や『夜桜四重奏〜ヨザクラカルテット〜』槍桜ヒメもありますが、『ひだまりスケッチ×365』夏目や『薬師寺涼子の怪奇事件簿貝塚さとみなど、サブキャラでも光っていました。あまり登場しないけど目立ち、かつ邪魔にならないという、人気の出そうなサブキャラを演じれる役者だと思いました。声優アワードなんかがどのくらい正当な評価を下すのか分かりませんが(笑)、個人的には2008年のNo.1声優だと思います。
 ラジオパーソナリティとしては、このひとを外すことは出来ないでしょう。ということで、阿澄佳奈。2007年の『ひだまりラジオ』でぐいぐいと頭角を現し始めていた彼女ですが、2008年はそれが爆発した年になりました。続編『ひだまりラジオ×365』はもとより、『ラジオどっとあい 阿澄佳奈のあすみのやすみは部屋のすみ』では構成台本に頼らずとも一人喋りがいけることを示し、『ANI-COM RADIO〜フジワラでいいカナ〜』では藤原啓治相手に大活躍。『ときメモ!ラジオ ゆめぎの高校放送室』でも殆ど初対面の荻原秀樹との関係性を作り上げる人間的魅力が光っていました。2007年『ひだまりラジオ』はある種、ディレクター兼構成作家(確かそうだった気がするのですが、ソースは脳内)の意向が結構強く出ていたように感じられました。そこから、より阿澄佳奈自身のパーソナリティ性が際立っていった1年だと感じました。自分の考えでは、魅力あるラジオパーソナリティとは普通のことを普通に、だが面白く喋れるひとだと思っています。その点からも、今の、そして今後の阿澄佳奈には超期待です。